『ストレングス・ファインダー(StrengthsFinder)』で自分の強みを調べてみました
ずっと寝かせていた『ストレングス・ファインダー(StrengthsFinder)』テストを昨日ようやくやりました。
約180の質問に直感的に答える事で、『34に分類された特性のうち5つを、自分の強みとして自覚する』事ができる判断サービスです。勝間和代さん等の著名人も利用しているので、聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
目次
StrengthsFinderテストを受ける方法
StrengthsFinderは無料のテストではなく、実施するにはIDが必要です。
IDは2種類の入手方法があります。
1.IDコード付きの書籍を買う
IDは以下の書籍とセットになっています。
※ IDは一度使うともう使えなくなるので、テストを受けるために買う場合、中古の本を買わないようご注意ください。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす マーカス バッキンガム,ドナルド・O. クリフトン 日本経済新聞出版社 2001-12-01
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ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう トム・ラス,バリー・コンチー 日本経済新聞出版社 2013-03-23
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ドナルド・O・クリフトン,トム・ラス 日本経済新聞社 2005-05-25
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2.公式サイトでIDを買う
https://www.gallupstrengthscenter.com/Home/ja-JP/Index
書籍のIDだとTOP5を調べるだけでそれと同内容は15USDなのですが、公式サイトでは他にも
- 完全なプロファイルの6-34の強みを明らかにする:74USD
- 34の強みをすべて明らかにする:89USD
の選択肢がありますね。
実施時間は30分程度かかるとの事なので、ネット環境が整ったところで時間を取って行ってください!
私の結果(強み5つ)
私の結果は「回復志向」「自我」「収集心」「内省」「分析思考」。
あー確かにそうですね…と思わせられました。
この結果自体に良い悪いはなく、あくまで自分の特性を知ってそれを強みとして利用するのが目的という事です。
自覚できた特性をいかに建設的な事に活かすかが大事ですね。
例えば、先ほど書いた私の特性のうちの『内省』。StrengthsFinderにはこのように書かれています。
あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。あなたが頭を働かせている方向は、例えば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイデアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいは他の人の感情を理解しようとしているのかもしれません。何に集中しているかは、あなたの他の強みによるでしょう。一方では、頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。
内省という資質は、あなたが何を考えているかというところまで影響するわけではありません。単に、あなたは考えることが好きだということを意味しているだけです。あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。
あなたは内省的です。ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。あなたは自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討します。この内省という資質により、あなたは実際に行っていることと頭の中で考えて検討したことと比べた時、若干不満を覚えるかもしれません。あるいはこの内省という資質は、その日の出来事や、予定している人との会話などといったような、より現実的な事柄に向かうかもしれません。それがどの方向にあなたを導くにしても、この頭の中でのやりとりはあなたの人生で変わらぬものの一つです。
確かに確かに。私のTwitterを見てる人は『考えすぎだろ…』と思った事があるんではないでしょうか。私も思います(;´Д`)
それは欠点というか、「直さなければいけない、やめなければいけない事」のように感じる時もありました。
でもStrengthsFinderに強みとして認定されてしまっては仕方がない!強みですもんね、消そうとするよりも特性として認めて建設的に活かす方に考えよう!うん。
今回出た私の5つの強みについて要約してみました。(そのまま載せると長いので…)
※ 以下は、テスト後https://sf1.strengthsfinder.com/signin/default.aspxで確認できる結果ページの内容を要約しています。
回復志向(Restorative)
- 問題を解決することが大好き
- 症状を分析し、何が悪いのかを突き止め、解決策を見い出すという挑戦を楽しむ
- 実際に何を好むかは、あなたの他の資質や経験によって決まる(現実的な問題/抽象的な問題/個人的な問題/経験があり解決できる自信がある分野の問題/複雑で馴染みのない問題、等)
- 物事に再び生命を与えることを楽しんでいる。底に潜む要因を明らかにし、その要因を根絶し、物事を本来あるべき輝かしさへ回復することを素晴らしいと感じる
公式サイトの結果説明には
もしあなたの介入がなかったら、たとえばこの機械は、この技術は、この人物は、この会社は、機能を停止してしまった可能性があると本能的に分かっています。あなたがそれを直したのです。それを蘇生させ、活気を取り戻させたのです。あるいは、あなたらしい表現で言えば、あなたはそれを救ったのです。
とあります。確かに今までの職場などでも、誰もが解決できない(または解決するのに時間を掛けたくない)という問題を調べて解決するのが好きだったなあ、と思い当たりました。
自我(Significance)
- 他人の目にとても重要な人間として映りたい、認められたい
- 持ち前の強みによって人に知られ、評価されたい
- 信頼でき、プロフェッショナルであり、そして成功している人として尊敬されたい
- 信頼でき、プロフェッショナルで、成功している人とだけつきあいたい(そういう人でなければそうなるまで圧力をかける。そうならないなら、置いて先へ進む
- 独立心が強く、仕事を単なる仕事そのものではなく、自分の人生そのものにしたいと考えている
- 仕事の中で、好きなようにやらせて欲しい、又は自分のやり方でやるための余地を与えて欲しい
あなたのこのことに対する熱い思いは非常に強く、あなたはこれらを実現しようとします。ですからあなたの生活は、強く求める目標、成果、地位であふれています。何に焦点を当てていようとも――一人によって異なりますが――あなたの「自我」という資質は、中途半端から優秀な状態へとあなたを向上させ続けます。これが、あなたをより向上させ続けている資質なのです。
なんかすごいの来ましたな!(;´Д`) でも心当たりはあります…
一見人としてどうかと思うような内容ではありますが、向上心という点ではいいんじゃないかなあ。仕事も確かに、好きなようにやらせてほしかったり、提案する事が喜ばれるような環境が好きだったりしますね。
収集心(Input)
- 知りたがり屋で、物を収集する
- いろいろなものに好奇心を覚える
- あらゆる利用の可能性を考え、モノを捨てることに不安を感じる
- 物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続け、それに面白差を感じ、心を常に生き生きとさせる
収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。
もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。
最初は『えー、私 収集癖ないし』なんて思っていたんですが、ありました!(;´Д`)
確かに雑誌とか超捨てられなくって、日経ビジネスアソシエとかまだ読んでいない雑誌を3・4年分とってあったりします…ブックマークもたくさんあって消せないし…
『捨てられない女』みたいなネガティブイメージよりは、データストックから自分の引き出しを増やそうとする傾向があるというように思っていた方がよさそうだなー(`・ω・´)
内省(Intellection)
- 考えること、頭脳活動を好む
- 脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好き
- 何に集中しているかは、あなたの他の強みによる(”例えば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイデアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいは他の人の感情を理解しようとしているのかもしれません。一方では、頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。”)。内省という資質は、何を考えているかというところまで影響するわけではない
- 独りの時間を楽しむ類の人(独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だから)
- 内省的、ある意味で自分自身の最良の伴侶
- 自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討する
これはまさに、という結果だなあ…(;´Д`) 普段この面はかなり強く出ますね。
他の人が考える必要がない、切り上げた方がいい、と思うことでも、一人でずっと考え続けていたりします。
分析思考(Analytical)
- 他の人に「証明しなさい。あなたの主張がなぜ正しいのか示しなさい」と強く要求する
- 必ずしも他人のアイデアを壊したいわけではないが、他人の理論が堅固であることを強く求める
- 自分自身を、客観的で公平であると考えている
- データを好む(データは人々の考えに左右されず、ありのままだから)
- データを見るとパターンと関連性を捜し出し、一定のパターンが互いにどのように影響するのか、どのように結びつくのか、結果はどのようなものかを理解しようとし、その結果が提示されている理論や目の前の状況にふさわしいかどうかを知ろうとする。これらの点を一つずつ明らかにして、根本的な理由を探し当てる
- 人から論理的で厳格であると見られる
その人達は、いつかあなたのところにやって来て、誰か他の人の「非現実的な考え」あるいは「整理されていない考え」を話し、あなたの研ぎ澄まされた思考から見た考えを聞くでしょう。あなたの分析結果を伝える時、できれば決して厳し過ぎないようにしましょう。さもないと、その「非現実的な考え」が彼ら自身の考えである場合、その人はあなたをわざと避けるようになります。
アッハイ(;´Д`)
『自我』もそうですけど、なかなか厳し目ですね…。確かに、いつも論理的に納得したくて、相手に答えを求めるうちに相手が怒り出したり連絡がなくなったり、という事がわりとあります。
やはり山とかに籠もって仙人とかになった方がいいんではないか…?
私がどんな人間か!まとめ
全部ざっと眺めると、私は
データ等を集めて分析し、一人で考え、問題を解決する事が好きな、プロフェッショナルとして認められたい人間である
と言う事ができそうです。かなり合っていると思います…
しかし他者とのコミュニケーション系の強みがひとつも出てこないのがあれですね(;´Д`) 全部内面に向かっている感じ。確かにそれで合っているんだが、それでいいんだろうか…!
と、面白いのでぜひやってみてください〜( ´∀`)
※ 2014年11月21日に大幅に加筆修正しました。