カンボジア・ケップ最大の魅力(?)、クラブマーケット(Crab Market)でカニを楽しむ
こんにちは、東南アジア放浪生活1年10ヶ月めのくみです。
シアヌークビルからベトナムに移動する際、普通はプノンペン経由・バベット/モクバイ国境から行くのが定石なんですが、今回はケップにも行ってみたかったので下回りのハーティエン国境から廻ってみました。
▼こんな感じ
ちょうどカンボジアのお盆にあたってしまって、ケップはカンボジア人で芋洗い状態になっており素朴感はあまり実感できなかったんですが、それでもカニを食べたり生胡椒の料理を食べたりしてきて楽しんできたので、それをお伝えします!
- 前回:1年で2番めに行ってはいけない日に、カンボジアの素朴な浜辺の町ケップに行ってしまった
- バベット/モクバイの方の国境越えはこちら:80,000VND(約430円)で国境日帰り・ベトナム(モクバイ/バベット)※2014年11月現在
※現在はベトナムは30日以内の再入国にはビザが必要なため、ノービザでの日帰りは不可能です
目次
シアヌークビルからケップまで
シアヌークビルからはそのへんの旅行代理店でたくさんケップ行きのミニバスが出ています。胡椒で有名なカンボットを経由して行きました。
料金はシアヌークビルからケップまで7USD。本当はもうちょっと安いんじゃないかなと思うんだけど、一応複数あたってこの値段で、お盆だったから値切れる要素がなく仕方がない…
在住の人達からは、この時期チケットを押さえるだけでも大変だよって言われました(´・ω・`)
▼カンポットの謎スタチュー。シアヌークビルといいケップといい、ラウンドアバウトに謎スタチューがおいてあるのをよく見ます。
ケップ・クラブマーケット
ケップといえばカニ、カニといえばケップ…らしいです。
ケップでカニを食べるには、クラブマーケットなるローカルの市場か、ビーチサイドからしい。今回はビーチサイドがカンボジア国民で大賑わいでとてもビーチを楽しむという感じではなかったこともあり、クラブマーケットに行ってカニを食べてきました。
カニがたくさん水揚げされている他、エビ・イカ・魚などシーフードが豊富に売られており、その場で食べることもできます。
果物みたいに次々とカニを割って身を食べて…楽しかったです!
クラブマーケットの場所
▼クラブマーケットはここ
ビーチからクラブマーケット(カニ市場)への移動相場
ビーチからクラブマーケットへはトゥクトゥクで2USDでした。
徒歩でも行けなくもないですが、結構疲れますね。(クラブマーケットからビーチまで歩いたら20分くらいでした)
3USDって言われたら値切れます。一人ならバイタクの方がいいのかな…
宿のオーナーに聞いたら、大体それくらい(2USD)が相場という事でした。
他の滞在者は自転車やバイクを宿で借りたりもしてるみたいですね。私の泊まった宿はバイクは1日5USDだったので、他にも色々まわるならバイク借りちゃった方がいいのかも。
クラブマーケット(カニ市場)の様子
クラブマーケットはカニのみならず、他のシーフードもたくさん売ってました!
シハヌークビルより色んな物がちょっと高いなと思ったのですが、元々高いのか、お盆料金なのかそれとも外国人料金なのか…(サトウキビジュースが通常1,000リエルのところ2,000リエル等)
▼人がたくさん。いつもこうなのか、お盆だからなのか
▼カニ以外のシーフードも。イカやエビなどたくさん売られていました
▼イカ焼き、一本1ドルとお高めだったけど、おいしかった〜。ビール必須
▼雑貨なんかも売られてました。地元の人向けの市場でもあるのかな?
カニ!!!
あちこちで水揚げされまくりのカニたち
あちこちでカニが水揚げされており、覗いているとこちらから聞かなくても売り込まれます。
▼もちろん生きている新鮮なカニ。ジタバタ
カニのお値段
最初は1kg8USDで声をかけられたのですが、ちょっと高いなーと思っていたところ「1kg 20,000リエル(5USD)」の声が。
「1kgってどれくらいかなー」
「4匹くらいじゃないですかね」
等と同行者とやり取りをしてたのですが、いざ買ってみたら12匹も入っていました!
可食部が少ないとはいえ、一人では1kgは無理だなーこれ。
ちなみに宿に戻ってからカニ食べたことを宿のオーナーに話したら「小さい方?大きい方?」と聞かれたので、カニには小さい方と大きい方があるらしい。値段から言ったら小さい方だったのかな?
心配な方は宿の人にカニの相場など聞いてから出陣したほうが良いかも。
カニの調理方法
カニは市場にいる人に頼むとその場で茹でてくれます。
調理代は3,000リエル(0.75ドル)でした。
炭火でそのまま茹でるだけのシンプルな調理。
# 茹で水はあまりきれいそうではなかった、蒸気調理だから問題ないかな…
赤くきれいに茹で上がったカニども
ちなみに値段はリエルで言われることが多いので、頭のなかでUSドル換算できるようになっておくと慌てません。(大体のところで1USD=4,000リエル)
カニを食べるぞーーー
茹でたカニを持って市場をウロウロ。
市場にはあちこちにテーブルと椅子があり、飲み物を買えば使っていいと言われます。
1ドルの缶ビールを買ってさっそくカニを満喫。
近くにいたカンボジアの人が、上手なカニの甲羅の剥き方を教えてくれました。甲羅に手を添えてうまく…パカっと開けるとパカっと開きます!(説明できなかった)
▼うまく剥けたカニ(カンボジアの人が剥いてくれた)に楽しそうな同行者
▼パカっと殻を開けたカニをバリバリと折り、ふさふさの白い身を喰らう
実は私そこまでカニが好きというわけでもないんですけど(シーフードならエビのほうが好き)、カニってなんか妙な祝祭感があるんですよね。ハレというか非日常というか…
生胡椒料理を楽しめる、クラブマーケット併設のレストランでシーフード
さて、昼間は茹でガニに舌鼓を売ったわけですけれども、クラブマーケットにはレストランがいくつか並んでいて、ちゃんとした料理もこちらで食べることができます。
夕陽を見ながらシーフードを食べる事ができるらしいとTripAdvisorで見て、評判の良いレストランで夕ごはん。
▼通りから海まで吹き抜けになった店内
▼美しい夕日に、心のなかで同行者に『好きな娘と来たかっただろう…38の色気のないBBAですまんな…』と謝る
カンボジアで食べられる数少ない特徴的なものとして生胡椒を使った料理があります。嫌いでなければぜひ試してみてください。
▼生の野菜?なのに、かじるとちゃんと胡椒の味がします。当たり前だけど不思議な感じ。
料理は大体一皿5ドル〜でした。
ケップの他の見どころ
『素朴なビーチ』『カニ』くらいしかキーワードを収集せずに向かったケップでしたが、他にもいくつか見どころがあるみたいです。
- 胡椒農園(胡椒は元々近くのカンポットが有名なのですが、バンガローのオーナーによると元々カンポットだった土地がケップの所有になってそこに胡椒農園があるとの事)
- 塩田
- 国立公園
- ラビットアイランド
- 鍾乳洞
【参考】
私はラビットアイランド以外はいまいちそそられないんですけど、自然好きの人はきっと色々見るところがあるんじゃないかな。
また、ビーチの比較的東側にあるカニの像も有名らしいのですが、私達は今回東側まで行かなかったので見ることはありませんでした。
調べたところ、町は東側の方にあるらしく、もしかしたらロングステイの人は東側にいるのかも。別のマーケットもあるようです。
ちょっと遠そうなので、自転車・バイクを借りるか乗り物に乗るかになりそうだけど、次行くときはこちらの方も見てみようかな。
ケップで泊まった宿・バンガローについては別に書きますね。