今日ジョホールバルでバイク強盗に遭ったので、そこからの気付きなどを書いてみます

こんにちは、くみです。

タイムリーな話、今日バイク強盗に遭いました。
通常バイク強盗って後ろから走ってきてバッグなどをひったくって逃げていくやつなんですが、今日遭ったのはバイクを停めてわざわざ降りてきて強奪してこようとしたので、ひったくりって言うよりは強盗かな…

今日の今日なのでまだちゃんと分析できてないですが、とりあえず現時点での気づきとかを書きますね。

目次

自分の命の安さを再認識

今回、手に持っていたiPhoneとたすき掛けしていたラップトップ入りのカバンを狙われました。
iPhoneは人からの借り物だしラップトップが奪われたら仕事できなくなるしで必死になって抵抗しましたが、今思えば相手がナイフや銃など持っていたら重傷〜死亡の可能性も大きかったわけで…。
普通の日本人の経済力であれば、iPhone4程度であればそのまま渡して去らせるのがリスク管理としては一番賢いですよね。(海外旅行保険の携行品損害が使えればほぼリスクないですし…、iPhoneは新しいの買っても簡単に復元できるし)

言うならば今の私の命はiPhoneやラップトップより安いわけで… まあこういう暮らししてるし仕方がないんだけども。

鼻血がでるような怪我はあんまり痛くない

バイク強盗の人が去った後、鏡を見たら顔一面が血で真っ赤になってまして、結構鼻血が出たようなんですが、それでも鼻ってあんまり痛まないんですね。

漫画で血だらけの描写を見て痛そうって思ってたんだけど、あれくらい血が出ても案外痛くはないのかもしれない。 アドレナリンとか出るし。

他の殴られたところはあとから腫れて痛みが出てきました(´・ω・`)

必死になってるとあんまり覚えてない

あと無我夢中でiPhoneとかを守っていたのでどんなふうに殴られたか全然覚えてなくて、耳の下とか変なところに痣があってびっくりした。
人間必死になると余計な情報をシャットアウトするものなのだな。客観視はできないですね。

防犯用品は使う余裕が無いと意味なさそう・やはり護身術か…

防犯ベルとかスプレーとか護身用の武器とか、おそらく携帯していたとしても今回のようなケースではうまく使えなかったと思います。
(出そうとしている間に手のiPhoneやカバンをもぎ取られて、バイクで逃走されていたと思う)

遭うまでは色々防ぐためのコツはあると思うけど、遭ってからどうできるかというのは結構難しい…
平常時は反撃したり逃げたりというアクションを想像できるけど、いざとなると全然身体が動きません。持ち物を守るのが関の山だなあ。やはり護身術を習ったりするとちゃんと相手を蹴れたりするものなのだろうか?
これでは性犯罪に遭いそうになったとしても相手にうまく反撃できなさそうだ…。

護身術、今から習って身につくかなあ…

ダミー財布が有効なシチュエーションとは

今回、小さいポシェットをどうやらもぎ取られたようなんですが、いつもカードや現金を入れているのに今日に限って別のところに閉まっていたのでよかった。

しかし、マニラにいた時は念の為にダミー財布を作って持ち歩いていたんですけど。今回みたいに有無を言わさず全てを持って行こうとするタイプの強盗にはあまり有効ではないですよね…

有効なのは銃とか凶器をつきつけられて、金目の物を出せって要求された時くらいなのかな…

今回みたいに小さな奪いやすそうなものをあからさまにぶらさげているのがいいのかな。

いざとなると周りの人は助けてくれない

今回被害に遭ったのはたしかに人通りの少ないところなんですが、実は何もない道のど真ん中ではなく教会の門のすぐ側で、門の向こう側には人がたくさんいたんですよね。

なので、大声で叫んだらすぐに誰かが助けに来てくれるんじゃないかと思っていたんですが、全く人は来ませんでした。バイク強盗が諦めて去ってからやっと人が来てくれました。

かなりの間叫んでいたので叫び声は聞こえていたはずなんですが、『子供がふざけて叫んでいると思った』と言っていて…
しかし今考えるとちょっとそれは状況からして信じがたいです…。ヘルプとかも言っていたはずだし(しかしヘルプって叫びにくいですよね、特に最後のp発音しないし。なんでこんな言葉にしたんだろう)
もしかして凶器を持っている可能性もあるし、強盗がいるうちは助けるのを控えていたんじゃないだろうか…?と思ったり。

そう思うと、例え人がいるところでもあまり安心は出来ないのだな…と。他人がいたところで力づくで強奪されたら持って行かれちゃうわけで…
多分周りの人が役に立つのは、ナンバープレートを覚えている人がいる可能性が上がるとかそんな程度なのだと思う。

女はなんだかんだ言って弱い

今回男二人に襲われたわけですけど、やっぱり男性とは力が違いますよね…。もちろん力の強い女性もいれば力の弱い男性もいるんでしょうけども。

私は家庭内暴力の当事者なので割と殴られる事には慣れているはずなのですが、女の力でいくら本気で殴られても鼻血とか出した覚えがないので(手ではなく道具を使われたら出ると思うんですが、道具はお腹とかそういう見えないところだったので)やっぱり男と女の力は違うんだなあ…と変なところで納得してしまったり。

こんな荒んだことも…

気になって調べたら、日本でもひったくりの被害者は男性10.7%に対して女性89.3%。

東南アジアの風俗の話なんかを聞いてもそうですけど、やはり男性と女性とでは微妙に生きている世界が違うんだなあと改めて思わされます。

タクシーなんかも、マニラでは現地人が絶対に女性だけで夜タクシーには乗らなかったので私の中では女性一人で夜タクシーに乗らないのは最低限の防犯知識なのですが、男性は割と「みんな(女性も)普通に一人で乗っているけど」って言うんですよね。

(※日本にいてこの話ピンと来ない人のために解説:女性一人で乗るとタクシーの運転手に暴行されるので、女性は夜間タクシーを使うのを避けるんです。車でどこか連れていかれちゃったらどうにもできないからね)

そういうのっておそらく被害に遭うまではみんな『大丈夫』って言うんだろうとは思うんですが… 私は実際にフィリピンでタクシーのレイプ被害に遭った人を知ってるし、実際に遭ってからでは「運が悪かったね〜」とか「そんな話聞いた事ないけど、ほんとうにあるんだあ〜」では済まないので、犯罪の話については『遭わなかった』より『遭った』重みのほうがずっと大きいと思っています。

(「そんな話聞いた事ないけど、ほんとうにあるんだあ〜」は昔未払賃金が発生した時に実際に友人に言われて脱力した言葉です。その前、経営状況が悪くなっていく会社に危機感を感じていた時にその友人は「とにかくあきらめないで頑張ってみなよ!」みたいな事言ってた。当事者じゃない人の言うことは軽い…。しかし金はまた稼げばいいけど、性犯罪は取り返しが…)

女性で一人旅してる人って少なくて、見るのは男性パートナーと旅している人ばかりなんですけど、やっぱそういうのでないと危ないのかな…。そっちのほうが安心は安心ですよね。でもそれも世界が狭まるみたいで悔しいな…。くそ。

 

 

こんなとこかな。くそ、殴られたところが痛む。まあ相手が凶器持ってなくて本当に良かったです。
同じ物件に住んでいる中華系の人が今私のためにいい香りのするお茶を入れてくれたので、それを飲んでちょっと癒やされます。

女性が一人で歩くのは危ないからやめた方がいいという話をされた。マレーシアの男は絶対彼女を一人では歩かせないで、車で送り迎えするんだって。(防犯のために)
付き合ってた相手に夜中3時に放り出されたことのある私とはえらい違いだぜ(´・ω・`)その時も歩いて帰ったっけ。

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