カンボジア・プノンペンの第一印象

こんにちは、くみです。
昨日からカンボジア・プノンペンに来ています。カンボジアは以前シェムリアップで観光をしただけでプノンペンも通っただけなので、実質初カンボジアみたいなものですね。

丸一日過ぎたところで、今いるプノンペンの第一印象を記録しようと思います。

プノンペンの第一印象

  • 年配の西洋人が多い
  • ミニマートが多い
  • モノが多い
  • 物価が高い
  • ご飯があまりおいしくない…
  • 車が多い
  • 貧富の差が激しいのでは?
年配の西洋人が多い

セブのアヤラモールでよく見たような、年配の西洋人(圧倒的に男性)が多いです。0.5USDビールの外国人向けレストランにたくさんたまっています。リタイアメント後来ているのだろうか?
カンボジアは日本人でも3年マルチプルが安価で取れるくらいで、タイやベトナムなどの他の東南アジアの国に比べたらものすごく簡単に長期滞在ができるみたいですけど、そのせいなのかなー?

プノンペンは老後を過ごすには楽しみが少ないように見えるけど、そうでもないのかな…?まあビール安いしね。

ミニマートが多い

ミニマートというのでしょうか、コンビニのような小さなお店がとてもたくさんあることに驚きました。

▼ゲストハウスの近くのミニマート。

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24時間営業だったりWi-Fiが使えたり。ここはプノンペンの中でもおそらくツーリストエリアだと思うので、ツーリスト向けなのかなとは思うんですが。

セブンイレブンのような外資のコンビニはまだ主流じゃないのかな…?

中を見たけど、カンボジアもラオスと同じで食品や日用品はほぼタイやベトナム、またはヨーロッパなどからの輸入品なのかな?と感じました。という事は割高という事だよなあ。

なんだかフランスの会社が幅を利かせているのかな?Belle Franceという会社の製品をよく見ます。最初フルーツドリンクを見かけて飲料関係の会社なのかと思いきや、ハンドソープなんかもそこの製品のようなので、カンボジア向けに色々なものを包括して作っているのだろうか…?

モノが多い

前述のミニマートが多いことにも関連するのですが、思っていたよりモノがあふれています。外国のお菓子とか、ベトナムのヨーグルトとか…、日用品も。
現地の人に購買力があるのか旅行者または長期滞在外国人向けなのか、値段からすると後者な気もしますが、ちょっと外れた地方に行かないと感覚がわからないですね、、

物価が高い

国内に産業がなく日用品等が輸入だったら高いだろうなと思っていましたが、食事まで結構高いです。ラオスと同じ匂いがする…

これは今日朝食べたライスヌードルなんですけど、

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ホーチミンなら10,000〜20,000VND(約0.5〜1USD)、タイなら30バーツ(約1USD)だろう、というようなものですが、これが2.5USDでした…
高いなあー!
外国人向けのレストランかとおもいきや、お客さんは見たところほぼクメール人っぽかったし…

サトウキビジュース(ベトナムのヌックミア)も3000リエル(約0.75USD)と、ホーチミンよりも高かった…(ホーチミンはツーリストエリアでもだいたい5,000〜6,000VND、USDに直すと0.3USDくらい)

プノンペンだからかな?地方に行けばまた違うのだろうか?
でも私、今後行こうと考えている都市、シアヌークビルだったりカンポットだったりケップだったりと全部リゾート系のツーリストエリアだからなあ(´=ω=`)

▼ビールは安い。0.5USD。しかしビールだけで1食終わらせることは出来んよなあ(´・ω・`) ビタミン抜けるし、栄養失調で倒れそうです…

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ご飯があまりおいしくない…

これちょっとつらいです…
以前シェムリアップに行った時は気にならなかったのだが、観光地だったからなのだろうか。あの時はまだ今より購買力あったから、5ドルのご飯とか当たり前に食べていた気がするしなあ…

▼昨日の夕ごはんの1ドルのカンボジアヌードル。うーん…。私、土地のものは結構美味しく頂くタイプだと思っていたのですが、それはベトナムだったりタイだったりと美味しさに恵まれている場所だったからなのかしら…。

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▼昼ごはんに食べたナスのなにかとお米。これはまあまあおいしかった。ナスは1USD、お米は1000リエル(0.25USD)。クオリティと比べると高いような気もする…。お米が意外とおいしい。
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車が多い

ホーチミンと比べると圧倒的に面積あたりで見かける車の台数が多い気がします。まあベトナムはバイク大国なので、そうなるのも仕方がないですが…

基本東南アジアは車は輸入品のはずなので(マレーシアは地元の車メーカーがあったりしますが)、東南アジアだから安いなんて事はなく、むしろ日本で買うより高いはず。富裕層が多いのだろうか…

貧富の差が激しいのでは?

モノが多い事からも車が多い事からも思ったのですが、国民が豊かになってきているのではなく貧富の差が激しくなっているのでは?と感じました。

外務省の渡航情報(危険情報)を見ても、銃器を使用した強盗事件などが発生しているようです。

マニラもそうですが、こういう犯罪は生きるために貧困層の人が手を染めたりします。日本の無差別殺人などとは動機が違うんですよね…。国民全員が携帯電話(スマートフォン)を持てたり、ミニマートで食料を買えたりする経済レベルならばこういう犯罪はあまり発生しないのではないだろうか…。

プノンペン市内で鉄パイプで襲われたという実録のブログもありました。

襲われた人が生きのびて、しかもブログを書いているというのは確率としてあまり高くないと思うので、死んだ事例や襲われて生き延びたけどブログなどに書かないから私達の目に触れない事例などは他にも当然あると思うんですよね。(邦人なら死んだらニュースになるかもしれないけど)

そう思うと、持っている人に対して持っていない人が暴力で奪うという、こういうタイプの犯罪は結構多いのではないだろうか。
深夜という要素はあるけど、この人が犯罪に遭った地域は私がいるところとそんなに変わらないと思うので、日中でも気をつけないとちょっと怖いな…。私はそんなに持っていないですけど、やはり日本人=お金持ちというイメージだろうし、ラップトップを奪うだけでもかなりの収入になると思うので…何なら私の型落ちiPhone4でも全然よさそうです。
ちょっと怖いな。

マニラでも感じたのですが、その国の人が優しいのと、重犯罪が発生するのとは関連性がないというか、違う事なんですよね。
貧富の差があれば、重犯罪が発生する確率は必ず上がります。その土地に住んでいる現地の人だって犯罪に怯えて暮らしています。マニラでも、夜間に1人でバスやタクシーに乗る事に対して怯えている現地のフィリピンの人達を見てきました。スマートフォンを持っているだけで強奪対象になります。土地の人だってそうなのに、GDPや物価が高い国から来た金目の物を持っているに決まっている外国人が、貧富の差が激しいところで犯罪に遭わないわけがないんですよね。

犯罪については色々思う事があるので、機会があればまた別の記事に書きたいですが…

 

 今のところ、正直まだネガティブイメージが多いですが、せっかく1年マルチプルビザも取ったのだし、ポジティブなところ(または方法)を探してホームベースの一つにできるように努力しようと思います。
クメール語を覚えなくてはなー…

 

▼安くて良いカフェがないか宿の人に聞いて、連れて行ってもらった所。確かにコーヒーは2000リエル(0.5USD)と安かったけど、地元の人がいっぱいで、ほとんどの人がスマートフォンも持っていない感じだったので、ちょっと怖くてラップトップを出して作業はできなかった。

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▼歩いていて見つけたカフェ、ホテルの併設。今作業をしているところです。アメリカンコーヒーが1USDと比較的安く、Wi-Fiも電源もあってトイレもきれいでミニシャワーと紙がある、と割と理想のカフェなのに、私以外ずっとお客さんいないんですけど…なぜなんだぜ(;´Д`)?

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▼これ持ってくればよかったなあ…。ローカル飯を探すのに、挨拶程度じゃ全く足りない感触です。アプリだと、相手に見せながら使うのが難しいしなあ…

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